2012年4月23日月曜日

信仰書

私が神学生になりたての頃も、パウロ牧師は聖書を読むことがいかに重要で中心であるかということを教えてくださっていました。その上で、信仰書は中心ではないけれど(神学生で信仰書ばかり読んで聖書を読んでいないというのはある意味で問題だけれど)助けになったりするということで、自身の読まれた「ジョージ・ミュラー」、「ハドソン・テーラー」、「マーリン・キャロラーズ」の本や、「神の密輸商人」(ブラザー・アンドリュ―)、「十字架と飛び出しナイフ」(デイビット・ウイルカーソン)、バジレア・シュリンクの「御霊の風の吹くところ」etc…などお話しになられていました。(当時パウロ牧師の本は、恵みの雨に「御声に聞き従う」の連載を書かれてはいましたが、まだ「御声に聞き従う」「預言」「カリスマ宣言」「祈りは聞かれる(小冊子)」「御声に聞き従う第2章」も出版されていない時代でした。)

こちらが、その「十字架ととびだしナイフ」です。ご存知の方ばかりかと思われますが、我が家にも父の書斎に眠っていた本の一つ。内容の大筋を聞いてはいましたが、先日、父のものを整理していたら見つけましたので読んでみました。

アメリカでの初版は1963年のようですが、日本では1989年に出版されています。ニューヨークの貧民街に降り立った田舎伝道者の実話物語で、神様からの語りかけを聞き確認し応答していくやり取りや、従って行く過程、周囲の反応、その結果など、とても面白いものでした。