2012年7月18日水曜日

ピリピ

パトモスチームは、いよいよ初のピリピ入りをなされました。ここピリピは、まさに使徒16章の箇所で、パウロが神様からの幻を頂いて、導かれて宣教に出て行ったマケドニアのピリピ。不当な訴えによって鞭打され投獄されてしまいますが、パウロ達は文句を言うどころか、その逆で、神様に信頼して感謝と賛美をささげていると大地震が起こって、牢の戸が全部開き、囚人たちの鎖まで取れてしまうという奇跡が起こります。囚人達にとってはチャンスでしたが全員脱走せず、牢にとどまります。その時、看守が救われ、看守の全家族も救われバプテスマを受けるという神様の御業が起こった場所です。そして、チームは、ここで礼拝をささげました。
7/17(火)テサロニケからピリピまで、バスで2時間をかけて移動しました。
パウロが獄中からの賛美をささげた時
神様の御業が起こった場所で礼拝がささげられました。
パウロが鞭を受けた場所
「群衆もふたりに反対して立ったので、長官たちは、ふたりの着物をはいでむちで打つように命じ、何度もむちで打たせてから、ふたりを牢に入れて、看守には厳重に番をするように命じた。この命令を受けた看守は、ふたりを奥の牢に入れ、足に足かせを掛けた。」使徒16章22-24節
パウロが入れられた牢屋
「真夜中ごろ、パウロとシラスが神に祈りつつ賛美の歌を歌っていると、ほかの囚人たちも聞き入っていた。ところが突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、たちまちとびらが全部あいて、みなの鎖が解けてしまった。」使徒16章25-26節
「目をさました看守は、見ると、牢のとびらがあいているので、囚人たちが逃げてしまったものと思い、剣を抜いて自殺しようとした。そこでパウロは大声で、「自害してはいけない。私たちはみなここにいる。」と叫んだ。看守はあかりを取り、駆け込んで来て、パウロとシラスとの前に震えながらひれ伏した。そして、ふたりを外に連れ出して「先生がた。救われるためには、何をしなければなりませんか。」と言った。ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言った。そして、彼とその家の者全部に主のことばを語った。」使徒16章27-32節
「看守は、その夜、時を移さず、ふたりを引き取り、その打ち傷を洗った。そして、そのあとですぐ、彼とその家の者全部がバプテスマを受けた。それから、ふたりをその家に案内して、食事のもてなしをし、全家族そろって神を信じたことを心から喜んだ。」使徒16章33-34節
キリスト教徒をライオンと戦わせた場所

追伸
夜のメッセージで語られていたことを付け加えてみます。
~ここピリピが「殉教の地」でもあったということを
この場所に来て知らされた。
ローマ帝国の影響と激しい迫害と苦闘の中での宣教で
パウロたちは何をしていたのかというと
「感謝と賛美」だった。
そしてその時、大きく主の働きが進んでいった。~
ということでした。

紀元6世紀の教会跡
パウロが歩いた道
チームのレストランは、ネアポリスだったということです。
「 ある夜、パウロは幻を見た。ひとりのマケドニヤ人が彼の前に立って、「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください。」と懇願するのであった。パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニヤに出かけることにした。神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだ、と確信したからである。そこで、私たちはトロアスから船に乗り、サモトラケに直航して、翌日ネアポリスに着いた。」使徒の働き16章9-11節